街乗りに最適グリップ
自転車で使うグリップは主にラバーでできたものが多いです。握っていて滑りにくいメリットがある反面、経年劣化でだんだんとベタベタしきて握り心地が悪くなります。
これはRSDのグリップですが、すでに凹凸はなくなってべた付いています。こうなるともう交換時期です。このグリップはおよそ一年半くらい使ったかな。グリップにもよりますが、だいたいこのくらいの使用期間でダメになってしまいます。
クランクブラザーズ コバルトグリップ
現在ツーリング用にグラベルバイク化した、キャノンデールに装着してるグリップが最高に良かったので紹介します。そのグリップとは「クランクブラザーズのコバルトグリップ」です。このコバルトはラバー製ですが同じラバーでもこちらはフォームラバーと呼ばれるスポンジ系グリップです。
最高の握り心地
簡単に言えばスポンジっぽいというか、低反発のウレタンみたいな握り心地です。この握り心地がとても最高なんです!とくに素手でグリップを握る人には、さらに最高の握り心地を味わえるでしょう。
振動吸収バツグン
最高な握り心地かつ振動吸収が通常のラバー製グリップよりも、はるかに優れています。スポンジのような柔らかさで長時間のライドでも疲れにくくなります。
とても長持ち
実際に僕が使用して2年以上経っていますが、ラバー製のようにベタつくことはありません。新品の時よりも多少柔らかさは無くなりましたけど、あくまで「多少」です。まだまだ現役で全然使うことができます。しかもこの2年で相当な距離を走ったのにデス。なのでコスパがとてもいいんです。
GT PANTERA用に購入
そんな最高なグリップを見ていた次男君。自分のGTにもつけたいと言い出したので、今回新たにもう一つ購入しました。
カラーバリエーション
今回購入したのはロックリングがゴールドのコバルトグリップ。現在コバルトグリップのカラーバリエーションは「ゴールド」「レッド」「シルバー」の3種類です。本当はレッドがよかったのですが、在庫がなくてゴールドにしました。重量はとても軽量で、わずか65gとなっています。
セット内容
内容物はグリップのペア。
ハンドルの内径に合わせて、サイズ違いのグリップエンドが2種類。ちゃんとクランクブラザーズのロゴが入っています。
ロックリングを回すためのT10トルクスも同梱されています。
取り付け手順
では取り付けてみましょう。用意する工具はT10トルクスが回せるドライバーだけの簡単作業です。
手順①
始めに古いグリップを外します。ロックリング式のグリップならドライバーで簡単に外せますが、そうでないグリップは外すのに苦労するかもしれません。外すにはグリップ内部にコンプレッサーでエアを吹き込むか、グリップのわずかなスペースに潤滑油などを注入して徐々に外すかです。
手順②
古いグリップを外したら、コバルトグリップをハンドルに取り付けます。ロゴが上にくるように付けると見栄えがよくなりますよ。グリップの長さによっては、ブレーキやシフターの位置を変える必要があります。
ハンドルエンドとグリップがツライチになるようにしましょう。
手順③
ツライチになったらハンドルの内径に合うグリップエンドを入れます。
グリップエンドがハマった状態です。クランクブラザーズのロゴの向きなどに気をつけよう。
手順④
グリップエンドがハマったら次はT10のトルクスの出番です。ロックリングの2箇所をドライバーで回して、しっかり締めます。トルクレンチがある人は3Nmの力で締めましょう。
ロックリングにもトルクが記載されています。
手順⑤
反対側も同じ手順で取り付けて終了です。ブレーキやシフターを動かした人は、これらもしっかりと締めなおします。
まとめ
グリップ交換自体はとても簡単な作業なので、できるだけ自分でやると愛着がでて良いですよ。クランクブラザーズのコバルトグリップは絶対的なグリップ力はラバー製に負けるかもしれません。しかし街乗りやツーリングではそこまで強いグリップ力は、いならいはずです。それよりも握り心地や衝撃吸収、ラバー製よりも長時間使えてコスパが良いとメリットだらけです。僕はダウンヒルやトレイルを走るときはラバー製のグリップを使いますが、それ以外はこのコバルトグリップを使っていきたいと思います。
YouTubeでも紹介しています
コメント
[…] […]