
最近流行りのバイクパッキング。衣食住を詰め込む自転車キャンプではどんな自転車が適してるのか?短期でのキャンプと長期でのキャンプでの自転車の違いは?そんなバイクパッキングの疑問をオススメのスタイルと一緒に6つのポイントで紹介します!
ポイント1 フレーム
まずは自転車の土台のフレームから。大まかに分けて自転車には3種類の素材があります。
- アルミ
- クロモリ
- カーボン
チタンもありますが現実的ではないので今回は割愛します。
アルミ

アルミは比較的軽量で安価にできるのが特徴です。乗り味は固めで漕いだ時の反応が機敏。デメリットはロングライドになると固めな分、疲れが出てきやすいです。対策は太めのタイヤを履いて衝撃を吸収してあげましょう。
クロモリ

クロモリは鉄なので頑丈でよく「しなる」ので乗り心地も良いとされています。シルエットも細身なのでスタイリッシュで値段もアルミと大差がなく比較的安価で入手しやすいです。デメリットは鉄なので錆びやすいのがあり特にフレーム内部が危険です。他には重量があるので車重が重くなります。これは乗り心地とのトレードオフでしょう。
カーボン

予算が許すならカーボンがオススメ。この中で1番軽く振動吸収性もあるので長距離でも疲れにくくなっています。カーボンはデリケートで扱いにくいと言いますが最近のカーボンはとても丈夫でそう簡単に壊れることはないです。デメリットはやはり値段が高いことです。
ポイント2 タイヤ

現在タイヤの外径の主流は650bと700cの2種類で650b=27.5インチ、700c=29インチです。太さはやや太めの方が乗り心地も良く重量に対しても強いのでオススメです。一般的には幅は35c~47cくらいが目安ですが太ければ太いほどタイヤの重量も増えるのでバランスの良いタイヤを自分なりに見つけてみよう。
700cでもっと太いタイヤを履かせたいのであれば650bにインチダウンするのもアリだ。700cの30cと650bの47cは大体外径が同じになる。
ポイント3 ブレーキ

ブレーキは断然油圧のディスクブレーキがオススメ。メンテナンスに手間がかかるがそれを上回るメリットがあります。ブレーキは命に直結するパーツなのでケチってはダメ。ワイヤー式のディスクブレーキがダメな訳ではないが自転車キャンプで使う場合、重量も重くなるので軽い力で効き制動力の高い油圧ディスクブレーキが疲れにくくメリット大です。
ポイント4 ギア比

最近はフロントのギアが1枚のフロントシングルが増えてます。フロントのディレーラーが無くなる分軽量化、チェーン落ちのリスクが減るなどのメリいットがあります。リアには超ワイドレシオのギアを採用するも増えてます。自転車キャンプでは重量が重くなるので悪路や登り坂などで軽いギアが必要なります。
ポイント5 ポジション

ロードバイクのように前傾姿勢でスピードを出す乗り方はしないのでハンドルポジションはやや高め。長距離での姿勢へストレスを少なく。またドロップハンドル以外にもマルチポジションを取れるハンドルもあるので検討してみよう。
ポイント6 拡張性

バイクパッキングだけでの自転車キャンプならバッグをフレームにくくりつけるだけなのであまり関係ないが少しでも多く荷物を積みたい場合はキャリア&パニアの出番になる。そのキャリアをつけるためにはダボ穴(アイレット)が必要になるのだが自転車によってダボ穴の数が違う。
キャリアなど積載を増やしたのであればダボ穴が多い自転車を選ぶようにしよう。
まとめ

やはりオススメの自転車はアドベンチャーバイクやグラベルバイクと呼ばれのバイクたちだ。基本的に長距離や悪路を想定して作られているので今までのポイントを押さえている。あとは予算によってどこは譲れてどこは譲れないか。これも悩みも楽しい時間なのです。
一泊二泊くらいの自転車キャンプならバイクパッキングで大丈夫ですが、それ以上のキャンプとなると着替えなどが増えるし冬に自転車キャンプをやればさらに荷物が増えます。バイクパッキングに+キャリアを装着して積載量を増やす必要がありキャンプの仕方によって様々なスタイルがあるので個性が出たりして楽しいこと間違いなし!
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